5800X3D を買ってみました!!!ということで測定してみました。
動作環境
PC | Windows10 Pro |
CPU | Ryzen 7 5800X3D |
GPU | Radeon RX6700XT |
メモリ | 16GB |
HMD | Pico4 |
HMD⇔PCの接続方法 | Virtual Desktop |
片目当たり解像度 | 2544 x 2544(High) |
HMD fps | 90 |
SteamVR SS設定 | 100% |
VRChat Graphics Quality | High |
VRChat MSAA(Multisample Antialiasing) | none |
今回CPUのテストに重点を置いたテストのため、筆者が耐えれる限界まで画質設定を落としGPUの負荷が比較的軽めになるようにしています。 とはいえ、普段最高画質設定とそれほど大きな差が出ない程度の画質設定です。一般的なユーザーなら満足できる水準の画質設定だと思います。
測定結果
平均fps
今回は7回ログイン、合計7時間ログイン分のログインセッションでの計測をおこないました。全体を通しての平均fpsは78.90 と非常に高い水準でした。各セッションごとの状況は下記の表のとおりです。
平均fps | 状況 |
89.49 | 6人ほどで雑談 |
87.48 | 8人ほどで プリズンエスケイプ |
85.78 | 1人vket 巡り |
81.96 | 8人ほどで vket 巡り(秋葉原・博多) |
81.61 | 1人vket 巡り |
71.45 | 20人ほどでPrisun Escape・INFESTED |
59.89 | 8人ほど vket 巡り(ラスベガス) |
上記表の状況においての場面場面での負荷状況を以下に記載します。
Vket 企業ブース(オブジェクトの多い環境)
平均fps が 81.96fps だったセッションでは、フレンド8人ほどと一緒にVketの秋葉原・博多のワールドを回りました。秋葉原も博多のワールドも綺麗なワールドであるにもかかわらずGPU負荷は低めで、CPUがボトルネックになりやすいワールドでした。下記の画像はfpsVRでのframe time の統計情報ですが、全体的にCPU Frame Time のほうが高いですね。
また、途中で別のPCにログインしなおしました。別のPCは Corei5-12600K のPCです。するとfps が20程差がでました。5800X3DのPCでは CPU Frame Time が12.2 ms 程度だったのが、Corei5-12600K のPCでは CPU Frame Time が17.0ms ほどになり Corei5 のPCではCPUボトルネックが非常に強く出ました。
人の多いゲームワールド(Prisun Escape / INFESTED)
20人ほどでゲームワールド・Prisun Escape・INFESTED で遊んだ時は71.45 fpsでした。ゲームワールドは基本的にCPUボトルネックになることが多いため、5800X3DのPCでもCPUボトルネックとなりました。上記と同じく、fpsVR測定結果のグラフでも、CPU Frame Time のほうがグラフの山がより Frame Time が高い位置に存在しており、CPUボトルネックになっていることが分かります。
また、ゲームの待機時間に、ログインするPCを切り替えました。Vket の状況と同様にfpsの差が20近くでていました。
5800X3DのPCでは CPU Frame Time が13.9 ms 程度だったのが、Corei5-12600K のPCでは CPU Frame Time が19.9 ms ほどになり Corei5 のPCではCPUボトルネックが非常に強く出ました。
まとめ 明らかに同価格帯のCPUとfps が違う性能 5800X3D・・・
5800X3Dを使ってるユーザーさんからの評判やデータを拝見していたので、5800X3Dが優秀なことは知っていました。しかし、今回実際に使ってみると分かりやすい性能の高さで、体感的な性能の高さは予想以上でした。特にゲームワールドや vket のようなワールドではその傾向は顕著で、今回の測定結果でもfps の差が20以上あることがわかり、Corei5 とは大きな性能差がありました。5800X3Dは今となっては型落ちなので、今から買うなら後続モデルになる7800X3D のほうが個人的にはお勧めですが、安売りセールで4万円を切って売るなら今でも十分に買いなCPUだと思います!
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