4070Ti、実際に遊んでるということで、fpsの測定データをいただきました!
動作環境
PC | Windows10 Home |
CPU | Corei5 13500 |
GPU | ・Radeon RX 6800 ・Geforece RTX3080(12GB) ・RX7800XT ・RTX4070Ti 👈今回 |
メモリ | 32GB |
HMD | Pico 4 |
HMD⇔PCの接続方法 | Virtual Desktop |
片目当たり解像度 | 2736x2736 |
HMD fps | 90 |
SteamVR SS設定 | 100% |
VRChat Graphics Quality | Ultra |
VRChat MSAA(Multisample Antialiasing) | OFF (写真撮影時のみx2) |
今回は上記構成のPCで遊んでいる れにお® さんにデータをいただきました。ありがとうございます! Radeon RX6800 ⇒Geforce RTX3080(12GB)⇒RX7800XT ⇒ RTX4070Ti の 5段階のグラボ 交換をしたとのことですので、交換前交換後の比較もしながら見ていきましょう!
測定方法
fpsの数値はfpsVRを用いて測定します。自動的に保存される記録を使います。詳細は下記の記事で解説している方法です。
測定結果
平均fps
GPU | 稼働時間 (時間) | 平均 FPS |
RTX4070Ti | 276 h | 76.92 fps |
RX7800XT | 70 h | 76.70 fps |
RX6800 | 32 h | 71.09 fps |
RTX3080(12GB) | 42 h | 65.51 fps |
いただいた測定データの合計プレイ時間は RTX4070Ti は276が時間、 RTX3080が42時間、 RX6800が32時間、 RX7800XTが70時間です。全体を通しての平均fpsは、RTX4070Ti が 76.92 fps, RX6800が71.09 fps,RTX3080が65.51 fps, RX7800XT が76.70 fps です。RX7800XT では他の2つのグラボと比べて大きな差はありませんが、比較的高いfpsが出ていますね。
Frame Time
ログインセッションごとの、GPUFrame Time の中央値とCPU Frame Time を表したグラフです。左から順に平均fpsが低い順にならんでいます。4070 Ti とRX7800XT は 近い性能を発揮しているように見えますね。また、CPUとGPUのFrame Time 中央値との大きな乖離がなく、Corei5-13500 と RTX4070Ti の組み合わせは、バランスが良いように見えます。
他データとの比較
過去に れにお@ さんからいただいたデータとの比較棒グラフです。平均fpsだけ見ると、RTX4070Ti とRX7800XTは非常に近い性能のようにみえます。グラボ単体の性能でいうと、RX7800XTはRTX4070に近い性能ですが、VRAMの量が16GBと多いことが有利に働いているのかもしれません。
CPUとGPUの調査時点の価格.com の最安値を参考に1fps ごとのコスト一覧も作りました。RX6800 や RTX3080、5800X3D、5900X はすべて型落ちですが、在庫がなくなったことで値段が上がっており、今から購入するには非常にコスパが悪いですね。
まとめ:RX7800XTやっぱりコスパが良い!
RTX4070Tiに関する記事でしたが、RX7800XTのコスパの良さが分かる結果になりました。Geforceのグラボはシェアが高く、シェーダ―の不具合発生時に優先的に対応がされる点など、Radeonのグラボと比べてシェアが高いが故のメリットがありますが、その差も最近は非常に少ないと思いますので、RTX4070Ti を購入検討している方は、RX7800XTも選択肢に入れてもよいのではないでしょうか。
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